「お昼過ぎから37.8度の熱があり、おっぱいにしこりがあって授乳すると痛いので診てほしいです」
とのご連絡をうけ、
ピューンと夕方にはおうちまで飛んでまいりました笑
乳腺炎の一番大切といっても過言ではないポイント…
それは、
早めに対処すること!!
お母さんはすぐにおっぱいの異変に気が付き連絡をくれたので、
症状はひどくなく、
15分程のケアですぐに痛みもなくなり授乳もできるようになりました。
これが一晩我慢した後とでは、
全然違うのです。
だからなにかいつもと違って授乳がつらい・痛いと思うときは、
できるだけ早く相談してほしいなと思います。
そしてとにかくたくさん吸ってもらおう!
吸うのを嫌がったら根気よく誘おう!
乳腺炎って
【作られたおっぱいが外に出ないでたまって炎症を起こしている】状態
外に早く出してあげたら、炎症はそこまでひどくならない。
時間がたてばさらに作られたまっていくし、
そこで長時間炎症しちゃうから
熱が出て、もっとつらくなっちゃう。
原因はいろいろあるけれど、
◎出るより作られるほうが多い
◎授乳間隔があいて、いつもよりたまりすぎる
◎赤ちゃんがうまく吸い付けていない
◎出口が詰まってでれない
◎出口が細くなって(炎症して)でずらい
◎ストレスや疲れでおっぱいを押し出すホルモンが抑制される
◎圧迫や冷えで巡りが悪くなる
など様々で、ひとつの原因だけでないことも多いです。
一度なると不安になる“乳腺炎”。
3割くらいのお母さんがなるといわれている
おっぱいのトラブル。
でも、
妊娠もお産もそうだけど、
おっぱいも自分の体の一部。
ひどくなる前には必ずサインがある。
その体の変化に気が付いてほしい。
気が付ける余裕が持てるように、
自分に目を向けてほしい。
乳腺炎の最も一般的な原因は…
【お母さんの疲労】なんです。
疲れたら休もう。
休みたいって言おう。
家族が頼れないのなら、助産師でもいい。
お母さんが休むことはなんにも悪いことじゃない。
それが赤ちゃんの為。
それが家族の笑顔の為。
…哺乳類だから母乳もきっと何とかなる!
(24時間マラソンで梁さんが言っててめっちゃ納得しました笑)
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